インタビュー
ケイヒン株式会社

車両輸出・危険品混載に強み

ケイヒンは、車輌輸出、危険品などの輸出入フォワーディング、通関など国際物流の総合サービスに加え、日本国内での流通加工・配送業務にも力を入れている。

車両輸出・危険品混載に強み

車輌輸出サービスは、1993年の南米向け200台の車輌海上輸送を皮切りに展開。現在、横浜港・名古屋港・大阪港・神戸港を中心にアフリカ、中南米などへの海上輸送を行っている。20年近い歴史を持ち、中古車輸出のノウハウを積み上げ、横浜・神戸港では、輸出車両の検査サービスも実施、他社にはないきめ細かなノウハウとサービスが好評を博している。

また、最近注力しているのは、危険品混載サービスだ。顧客ニーズに応え、東京・横浜コンテナフレイトステーション(CFS)にて内貨受けし、仕向地の上海、香港、台湾など6港へ向けて、ウィークリーサービスを展開している。輸出通関前内貨受けできるため、通関だけの危険品倉庫からCFSまでの横持ち費用が不要となり、コスト削減ができる。また、CFSカット日の3営業日前までのブッキングができる。通常ブッキングの締切は7日前程度が一般的だが、ケイヒンではCFSカット日の3営業日前を実現し、緊急の船積みにも対応できるという強みを持つ。今後も、荷主のグローバル調達の進展により、日本内外で見込まれる化学品の輸送について取り込みを図っていく。

2014年4月には、「グッドマン堺」(大阪府堺市堺区)4階フロアを「堺浜流通センター」として稼働開始した。同センターは、上りと下りが別々のランプウェイとなっており、大型トラック及びトレーラーがトラックバースまでスムーズにアクセスできる。高度化・多様化する顧客ニーズに最適なロジスティクスサービスを提供できる。

立地的にも阪神高速4号湾岸線「三宝インターチェンジ(IC)・大浜IC」、阪神高速15号堺線「住之江IC」に近く、平成28年末には阪神高速大和川線が開通予定であるため、利便性の高い交通アクセス網を備えた物流拠点となっている。食品関連の国内配送拠点として利用しているが、今後増加が見込まれる輸入貨物の取り込みなど国内外一貫輸送の拠点としての成長を期待している。

グループ会社のケイヒン配送では、流通加工と配送を組み合わせたきめ細かなサービスを推進している。横浜で運営している「横浜商品センター」では、アパレルや通販の貨物を取り扱い、入出荷検品作業にボイスシステムを採用するほか、1日10万点の処理能力をもつソーティングシステムも導入し、物流品質の高度化を実現している。今後も、長年積み上げたグループのノウハウを生かし、輸出入フォワーディング、通関、国内での流通加工、配送まできめ細かなサービスを提供していく。


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