プレスリリース

物流施設「ロジスクエア春日部」竣工

株式会社シーアールイー(代表取締役社長/亀山忠秀 本社/東京都港区)は、埼玉県春日部市において開発を進めていた物流施設「ロジスクエア春日部」が竣工し、本日、竣工式を執り行いましたのでお知らせいたします。なお、「ロジスクエア春日部」は竣工に先立ち契約率 100%となっており、小泉産業グループの物流企業であるコイズミ物流株式会社(http://www.ls.koizumi.co.jp)の物流拠点として稼働する予定です。

物流施設「ロジスクエア春日部」竣工

「ロジスクエア春日部」は、主要幹線道路である国道16号線と国道4号線(越谷春日部バイパス)に程近く、両国道の交差部分である「庄和」インターチェンジより約1.8kmに位置しております。接道する都市計画道路藤塚米島線(幅員16m)の全線開通により、主要幹線道路へのアクセスが飛躍的に向上し、物流施設としてのロケーションは良好です。また、東武アーバンパークライン「南桜井」駅より約1.1kmと徒歩圏内にあるため、雇用確保においても優位な立地です。

「ロジスクエア春日部」は 13,662.13 ㎡の敷地に地上 3 階建て、延べ面積 22,189.59 ㎡の物流施設であり、マスタープランとしては、ワンフロアが約 2,150 坪の 3 階建てで、1 階のトラックバースを北側・東側の 2 面に、計 26 台分のトラック接車バースを設け、複数テナントによる分割使用にも対応が可能となっております。また、場内出入口は入口専用、出口専用の計 2 ヵ所のゲートを設け、敷地内車両動線をワンウェイにすることにより、トラック車両の輻輳による渋滞や接触事故の防止に配慮しております。

倉庫部分の基本スペックとして、平均照度 300 ルクス以上、床荷重は 1.5t/㎡、有効高さは各階6.0m 以上を確保し、外壁には金属製サンドイッチパネル、防火区画壁には耐火断熱パネル(※1)を採用、さらにブレース(筋交い)や間柱を無くすことで保管効率の向上に寄与する設計となっております。
昇降設備については、荷物用エレベーター(積載荷重 4.1t、45m/min)を 2 基、垂直搬送機 3 基を実装し、スピーディ且つ効率的な庫内オペレーションの実現を可能としております。また各階に2 か所の将来コンベア貫通用床開口を想定した構造設計を採用し、将来的に上下階に跨った縦搬送マテハン設備の設置を可能としております。垂直搬送機やドックレベラーの増設対応は勿論、倉庫内空調用の配管ルートや室外機置場・キュービクル増設スペース等の確保など、入居テナントの将来ニーズを含めた様々な物流ニーズに対応し得る汎用性の高い施設となっております。

環境対策としては、全館 LED 照明、人感センサー、節水型衛生器具の導入、さらに屋根全面に出力 0.84 メガワットの太陽光発電設備を設置することにより、CASBEE 埼玉県の A ランク認証及び BELS 評価(★★★★★ファイブスター)※2を取得しており、第三者機関の認証により環境や省エネルギーに配慮した施設であることが評価されております。
また、当社開発物件の標準装備である緊急地震速報システムの導入及び AED の設置、さらに非常用電源供給装置※3や、万一の火災時における延焼拡大防止対策として自動火災報知設備に断路器を設置することで、入居テナントの BCP(事業継続計画)への配慮も行っております。
施設内のサインとして、有効高さ、床荷重、照度などの倉庫機能を可視化した親近感のあるデザインの採用や、敷地内休憩スペースの設置など、働く方々の快適性を高めるための工夫を取り入れております。(下記施設内写真参照)

※1 耐火断熱パネルについて
断熱性・耐震性・美観に優れ、倉庫業法で定められた壁強度(2,500N/㎡)を有する耐火断熱パネルであり、マイナス10℃帯までの冷蔵冷凍倉庫の間仕切り壁として使用する事も可能です。

※2 BELS 評価について
国土交通省が推進している建築物の省エネルギー性能を評価・表示する統一的な公的指標であり、
Building Energy-efficiency Labeling System の略語です。

※3 非常用電源供給装置について
停電時にフォークリフトのバッテリーを非常用電源としてコンセントや照明器具に利用できる装置です。

開発プロジェクト概要

施設名称 ロジスクエア春日部
所在地 埼玉県春日部市永沼
敷地面積 13,662.13 ㎡(4,132.79 坪)
用途地域 なし
主要用途 倉庫(倉庫業を営む倉庫)
建物構造 柱 鉄筋コンクリート造+梁 鉄骨造 (3 階のみ柱 鉄骨造)
延床面積 22,189.59 ㎡(6,712.35 坪)
着工 2017 年 6 月 26 日
竣工 2018 年 6 月 29 日
設計施工 東洋建設株式会社

施設の写真

全景

外観(北東側)

庫内(1 階)

庫内(2 階)

株式会社シーアールイー

当社は、現在、物流不動産を中心に約 1,400 物件、約 150 万坪(約 490 万㎡)※4の不動産の管理運営を行っております。物流不動産特化の管理会社としては、国内最大規模となり、サービス領域においては、物流不動産開発・テナントリーシングから竣工後のアセットマネジメント、プロパティマネジメントまでのトータルサービスをワンストップでご提供しております。
物流不動産開発においては、現在、物流施設 5 物件、合計延べ面積約 68,339 坪(約 225,979 ㎡)の開発を進めております。当社独自に構築してまいりました多数のテナント企業とのリレーションシップによりテナント企業が求めるニーズを的確に捉え、テナント企業の個別ニーズを満足させた上で更に機能性・汎用性をも兼ね備えた物流施設造りを推進し、継続的にご提供してまいります。
また、前身からの 50 年におよぶ業歴から得た物流不動産の管理運営の知見・ノウハウを開発事業に注ぎ込むことにより、利用者の立場に立った利便性の高い施設開発を目指し、首都圏は勿論のこと、全国の物流適地において積極的に物流施設開発に取り組んでいく方針です。
(※4 2018 年 4 月末時点)

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