株式会社TSUNAGUTE ,日本アイ・ビー・エム株式会社,日本パレットレンタル株式会社

(レポート)TSUNAGUTE Logistics × IT が引き起こす劇的な物流の変革

JPRのデジタルトランスフォーメーション

日本パレットレンタル株式会社(JPR)の会社紹介

日本パレットレンタル株式会社
執行役員
デジタルロジスティクス企画推進部(部長兼任)、事業企画部(部長兼任)、
コグテニィブサプライチェーンプロジェクト、情報システム部、ICT部
野町 雅俊 氏

日本パレットレンタル株式会社(JPR)は、レンタルパレット(木製パレット・プラスチックパレット)や、RFIDタグ付きパレットの提供、伝票電子化サービス等の事業を行っている会社です。現在、加工食品業界や日用品雑貨業界のドライ品の輸送において、多くのお客様に弊社のパレットをご利用いただいています。

JPRは、必要なものを、必要なときに、必要な場所へ効率的に運ぶという、物流の最適化を目指しています。ムリ・ムダ・ムラを解消すれば、時間や輸送の効率化、そして経営の最適化が見えてきます。私たちは、企業と企業をつなぎ、関わるすべての人が笑顔になる未来を創造したいと考えています。

「これからの物流」に向けたJPRのビジョンとデジタル戦略

私たちは、今後10~30年の間に、物理的・デジタル的、及び運用上の相互接続性を基盤としたオープンなグローバルロジスティクスシステムである「フィジカル・インターネット」が実現し、物流業界は超競争時代に突入するという未来を想定しています。

そのような未来に対応するためには、アナログで起こっていることをすべてデジタル化する必要があります。つまり、パレットレンタルという「物理世界」の事業の過程で起こっていること、どのパレットに何が載っているか、また、そのパレットがどこからどこへ、誰から誰のもとへ動いたかという情報をデータ化し、「電子世界」にできるだけリアルタイムに再現したいと私たちは考えています。

Society5.0とSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)

現在、政府は、IoT、ロボット、AI、ビッグデータ等の新たな技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れてイノベーションを創出し、一人一人のニーズに合わせる形で社会的課題を解決する新たな社会「Society5.0」の実現に向けて、SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)という支援プログラムを展開しています。

現在、JPRは、SIPの日用消費財分野における、スマート物流サービスの研究開発のための業務モデルの検討業務を受託しており、8月末までに検討を取りまとめる予定です。

物流情報連携基盤の特徴とアーキテクチャ

スマート物流を実現するには、現在サプライチェーンにおいてばらばらにある、小売・卸・物流事業者・メーカー等のデータをつなげて物流情報連携基盤を作る必要があります。

物流情報連携基盤を構築する際には守るべき原則が3つあります。1つ目は、物流データ連携基盤は、ユーザーのデータを保有せずにデータ連携を行うということ、2つ目は、データ提供者が提供先を自ら管理できるということ、3つ目は、一度連携したデータは改竄できないということです。

物流情報連携基盤の実現に向けたステップ

物流情報連携基盤を実現するには3つのステップがあると考えます。

1つ目のステップは、紙で管理されている物流情報のデータをデジタル化をすることです。

2つ目のステップは、データ様式、データの連携・変換・管理方法、セキュリティ管理の方法等の物流情報交換の標準化です。

3つ目のステップは、サプライチェーンマネジメント間の情報共有を通じて、共同で計画策定し、動的に対応可能になるように、物流情報活用を共同化するということです。

将来のデータ連携の姿

将来的には、商物データが業界を横断して交換できる構造になることで、さまざまな業界のプレイヤーと協業し、生産性を向上できる環境が整うことが期待されています。

JPRは、皆様をつなぐ「神経」となり、デジタルネットワークを皆様と一緒につくり上げていきたいと考えています。

物流に押し寄せる デジタル化の波

TSUNAGUTE(ツナグテ)の会社紹介

株式会社TSUNAGUTE
代表取締役社長
春木屋 悠人 氏

TSUNAGUTEは、2018年9月に設立された会社で、物流に関するシステム開発や、業務支援・コンサルティング等に関する事業を行っています。

さまざまなプラットフォームの構築

現在、三菱電機、安川電機等、国内主要メーカー100社が連携して、開発・生産を効率化する「ものづくり取引」や、SIPの「スマート物流サービス」等、さまざまなプラットフォームが立ち上がりつつあります。

ソフトバンクとトヨタ自動車が出資して立ち上げた「MONETのコンソーシアム」は、多様な業界・業種の企業が参加し、自動運転を見据えたMaaS(Mobility as a Service)事業開発等の活動を行うことで、次世代モビリティサービスの推進と、移動における社会課題の解決や新たな価値創造を目指すプラットフォームです。

このような最近立ち上がっているプラットフォームに共通する目的は、新たなマーケットを創出し、全体最適化・効率化を進めることであると私は考えます。

プラットフォームを普及させるには

ただし、プラットフォームは、つくっただけでは意味がありません。できるだけたくさんのデータを収集し、それをできるだけたくさんのユーザーに使ってもらわなければなりません。そして、できるだけたくさんのユーザーとできるだけたくさんのデータをつなぎ、どのようなサービス(ソリューション)を提供するかということが重要になってきます。

ソリューションの事例

そこで、物流分野におけるソリューションの事例を2つ紹介します。

・運送業者の価格比較・トレーサビリティ向上
1つ目は、FLEXPORTが提供する「Flex Port」というサービスです。これは、マニュアル管理・情報分断により発生する国際輸送におけるむだの多さと予測困難さに対して、デジタル化と情報集約により、早い・安い・正確な運送の選択が可能になるというソリューションです。

・在庫情報可視化
2つ目は、NewRevoの「ロジクラ」というサービスです。これは、経験や勘に頼るために発生してしまう過剰在庫問題に対して、WMS(Warehouse Management System:倉庫管理システム)に蓄積されたデータを活用し、需要予測をし、在庫を削減するというソリューションです。

TSUNAGUTEのソリューション(倉庫の予約受付・納品伝票運用の効率化)

次に、TSUNAGUTEが提供する2つのソリューションを紹介します。

・倉庫の予約受付
「telesa-reserve」という倉庫予約受付サービスは、出入荷時に発生する待機問題に対して、納品予定や荷待ちの見える化を実現し、効率的な倉庫運用を支援するというソリューションです。

・納品伝票運用の効率化
「telesa-delivery」というサービスは、共同配送の拡大による煩雑化する内勤業務において、ペーパー業務の6割が伝票業務であるという現状に対して、伝票をベースに作業ステータスを一元化し、効率的なオペレーションを支援するというソリューションです。

地道なステップアップ

このようにさまざまなサービスが世の中に出てきていますが、突飛なサービスはなく、現実をベースとした置き換えがほとんどです。つまり、一足飛びではなく、地道にステップアップして進まなくてはいけないということです。

みんなが使えるものを提供し、「エコシステムの一翼を担う」

今後、世に出てくるソリューションは、自社のみで使うものではなく、エコシステムという協業体制の一翼を担うという思想が求められます。

TSUNAGUTEは、今後、多くの企業が安価で簡単につながる仕組みを提供し、標準化に寄与し、持続可能な物流の未来に貢献していきたいと考えています。

講師紹介

株式会社TSUNAGUTE
代表取締役社長
春木屋 悠人(はるきや ゆうと)氏

国内大手SIerにて、自治体、公団体向け基幹システムの構築に従事。2015年に日本パレットレンタル株式会社に入社。以降、基幹システム、RFID、電子化ソリューションの企画、開発に従事。2018年に株式会社TSUNAGUTEに設立メンバーとして参画。現在、同社代表取締役社長を務める。

日本パレットレンタル株式会社
執行役員
デジタルロジスティクス企画推進部(部長兼任)、事業企画部(部長兼任)、
コグテニィブサプライチェーンプロジェクト、情報システム部、ICT部
野町 雅俊(のまち まさとし)氏

サンマイクロシステムズ株式会社、マイティキューブ株式会社にて自動認識技術・RFIDを用いたソリューションの企画・販売・導入に取り組む。
2017年に日本パレットレンタルに入社後は、RFIDを活用した付加価値事業に取組み、自社・ユーザ一体となったデジタルトランスフォーメーションに取り組んでいる。

企業① 日本パレットレンタル株式会社
企業② 株式会社TSUNAGUTE

募集要項

イベント名 第56回CREフォーラム|TSUNAGUTE Logistics × IT が引き起こす劇的な物流の変革
日時 2019年 7月 19日(金) 14:30開場 15:00開始 16:40終了
会場 虎ノ門ツインビルディング西棟地下1階
東京都港区虎ノ門2-10-1 google map
参加対象者 荷主・物流企業 様
参加費/定員 無料/70名限定 (定員数を超えた場合、申し込み期限前でも終了する場合があります)

本件に関するお問合せ

お問合せ先:
株式会社シーアールイー マーケティングチーム
担当:
石原圭子(イシハラ) 近藤(コンドウ)
メール:
leasing_mail@cre-jpn.com
電話:
03-5572-6604

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