(レポート)トヨタ生産物流方式セミナー~実は足元にヒントあり~
《 本レポートは開催されたレジュメのみです 》
トヨタ生産物流方式の考え方から改善の進め方まで、いわゆるトヨタ本といった一般書籍に語られていない、トヨタの生産物流現場における、”生” の部分をご紹介します。
(1)トヨタ生産物流方式の考え方・概要
トヨタの起源 (オリジン)
トヨタ社内の ”企業風土” づくり
トヨタ生産物流方式とは何か?
トヨタ式の4本柱 : JIT(ジャストインタイム)・平準化・標準作業・自働化
原価低減の概念・大切さ (造り方・運び方・作業の仕方で原価は変わる)
ムダの徹底的排除による コスト低減
”現場版の家計簿” づくり ・・・ コストのとことん見える化
改善に取り組む姿勢の2本柱 (現地現物主義 と 5回のなぜの真の意味)
作業分析 (正味作業・付帯作業・ムダ)・・・山積表
トヨタの考える "9つのムダ" ・・・ 何故 ムダが見えないのか?
”動き” と ”働き”の違いについて
工程能力(生産・物流)に関して
ボトルネック工程の見つけ方 ・・・ 3つの経営資源に着眼
大ロット作業のムダ (1人完結型作業の推進・・・定員制度の廃止)
進化する遺伝子・トヨタDNA : 「標準作業表」・・・段取り力UPによる 凄み
省人化と少人化による活人化推進
目で視る管理 (異常値管理) の グラフィック活用事例
多能工化 ・・・ 星取表(能力の棚卸し表) ⇒ スキル管理 <訓練道場>
品質は工程で造り込む (後工程に不良を流さない)
"QCD" ではなく、"PQCDSME" 管理 ・・・ 品質は、"掛け算"
現場スタッフのスキルアップ手法 (星取り表 / 単能工⇒多能工へ)
たいしたことない ”かんばん方式”と その真の意味(献上の精神)
設備保全の考え方 (設備に使われてしまったら 本末転倒)・可働率UP
持っていかない欲しい人が取りに行く ”後工程引取り方式” に関して
平準化生産に関して (3無主義 : ムダ・ムラ・ムリ ではなく ムラ・ムリ・ムダ)
好勝手発注方式から 平準化発注方式へ
作業動線の短縮について (レイアウティング&行き帰りセット搬送等)
在庫管理(適正在庫の推進・・・基準在庫の算定方法)に関して
リードタイム短縮+多回化による更なる在庫低減 ・・・ 在庫の見える化
トヨタの考える 「保管の7原則」 と 保管の工夫 (各種事例)
フォークリフトの台数削減について
(2)改善の進め方
”改善” に関して。 改善しなければ、下りエスカレーター。
改善活動が進まない実態。 日々の積み重ねの重要性。
進め方の基本的な流れ (基本サイクル) と ちゃぶ台会
改善のヒント&心得 ・・・ 実は、足もとにヒントあり
トヨタパラダイムチェンジ (改善の3勇気)。 止める事は "正"
何故、現場から言い訳が出るのか? (職場風土から考察)
トヨタの安全管理手法について (守りではなく、攻めの安全) <安全道場>
トヨタの考える 4S(5S)と三定 ・・・ 真の意味は?単なる美化運動ではない!
赤札作戦 & 4Sカレンダー & ひやり・ハットの洗い出し方法 & ヒューマンエラー
具体的改善事例 (コンサルティング各種事例など)
トヨタの設備計画の考え方 (先ず設備を止められないか?)
現場組織に関して (トヨタ管理者のあるべきスタンス と 人間性尊重)
現場のチームワーク向上策 と モチベーションアップ方策について
現場スキルの見える化(モザイク状態をクリア) と スキルアップ計画
トヨタの考える ”QCストーリー & QC7つ道具&QCサークル組織”
トヨタの改善推進体制の 3フェイズ (小集団活動・SQC・自主研)
創意工夫提案制度 と アイデアオリンピック
日常の現場管理活動について (何故何故研修・申し送り表等の原始的な手法)
ぱちぱち表彰 & ほめニュケーションについて
様々な "コミニュティー活動" や "職場レクレーション"等の労働施策
こんな事だけど 実は最も大切な事
まとめ
講師紹介
株式会社豊田自動織機
https://www.toyota-shokki.co.jp/
国内営業部担当部長
安藤 俊裕 (あんどう としひろ)氏
トヨタ自動車株式会社に入社後、生産技術部・工場製造部を中心に生産畑を歩み、設備計画・生産管理・品質管理・設備管理・安全・環境関連業務に従事し、2006年に(株)豊田自動織機に転籍。
募集要項
イベント名 | 第44回CREフォーラム|『 トヨタ生産物流方式セミナー~実は足元にヒントあり~ 』 |
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日時 | 2018年 5月18日(金) 14:30開場 15:00開始 16:40終了 |
会場 |
虎ノ門ツインビルディング西棟B1階 東京都港区虎ノ門2-10-1 |
参加対象者 | 荷主・物流企業 様 |
参加費/定員 | 無料/70名限定 (定員数を超えた場合、申し込み期限前でも終了する場合があります) |
本件に関するお問合せ
- お問合せ先:
- 株式会社シーアールイー マーケティング室
- 担当:
- 山賀幸恵 (ヤマガ)
- メール:
- leasing_mail@cre-jpn.com
- 電話:
- 03-5572-6604