株式会社シーアールイー(代表取締役社長/山下修平 本社/東京都港区)は、2016年7月15日、埼玉県羽生市において開発を進めていた物流施設「ロジスクエア羽生」を竣工いたしました。
なお、「ロジスクエア羽生」は竣工に先立ち国内大手物流企業の入居が確定しており、2016年8月1日より当該テナント企業の物流拠点として稼働する予定です。
物流施設「ロジスクエア羽生」竣工
「ロジスクエア羽生」の開発地は東北自動車道「羽生」インターチェンジより約4.5kmに位置しており、10分以内でのアクセスが可能な好立地で、北関東自動車道の全線開通や、今後予定されている圏央道の更なる延伸により、東北自動車道を基軸とした広域ネットワークの形成が期待され、次世代を睨んだ国内物流の戦略的拠点として高いポテンシャルを有しています。
施設の特徴として、1階は低床倉庫として両面にバースを配置、敷地内車両動線は出入口を分けたワンウェイとし、さらに敷地内に40フィートトレーラーを含む大型車両50台以上の待機スペースを確保することにより、効率的な入出庫オペレーションを実現します。また、塑性変形抵抗性に優れ、わだち掘れの発生を抑制する「半たわみ性舗装」をトラックヤード及び待機スペースだけでなく、場内全域に採用しております。倉庫部分の基本スペックは、平均照度250ルクス以上、床荷重2.0t/㎡、有効高さは各階6.0m以上を確保し保管効率を高め、さらに、垂直搬送機はダブルパレット対応型を8基設置し上下搬送効率も高めております。また、雨天時の入出庫オペレーションにも配慮し、両面バースの大庇張り出し長さを14m確保しております。上記スペックは、入居するテナント企業の要望を取り入れ、且つ、施設の汎用性を考慮した当社の基本スペックも満足し得る内容です。
また、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具の採用等により環境や省エネルギーに配慮した施設として、BELS※1の評価を取得予定です。(※1 BELSとは、建築物の省エネルギー性能を評価・表示する制度であり、Building Energy-efficiency Labeling Systemの略語です。)
さらに、当社開発物件の標準装備である緊急地震速報システムの導入や外構散水栓による停電時の給水確保等により入居企業のBCP(事業継続計画)への配慮を行っております。
開発プロジェクト概要
施設名称 | ロジスクエア羽生 |
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所在地 | 埼玉県羽生市大字秀安 |
敷地面積 | 36,224.84 ㎡(10,958.01 坪) |
建物構造 | 鉄骨造 地上2階建て |
延床面積 | 38,857.09 ㎡(11,754.26 坪) |
設計施工 | 五洋建設株式会社 |
工期 | 2015 年 8 月 18 日 ~ 2016 年 7 月 15 日 |
施設の写真
全景
・張り出し長さ14m、全長172mの大庇を施設の東側西側の両面に設置。
・トラックヤード、待機スペース、車路、駐車場他、場内全域に半たわみ性舗装を採用。
庫内
・物流施設の機能をデザインとして「可視化」することにこだわった庫内のサイン。
・ワンフロア約17,000㎡と広大な建物空間の為、エリアカラー方式を採用。
オフィスエリア
・建物全体の顔となる北側事務所へのアプローチ。
・外観とデザインを統一した執務空間。事務所から倉庫への扉には規制ピクトをデザイン。
外観
・北面県道には「IN」「OUT」の専用動線を設置。南面には歩行者・自転車専用通用口を設置。