株式会社シーアールイー(代表取締役社長/亀山忠秀 本社/東京都港区)は、グループ会社である株式会社土地再生投資(https://www.lri-jpn.com/)を通じて2020年6月30日付で取得済みの、神奈川県厚木市の土地において開発を進める物流施設「ロジスクエア厚木Ⅱ」に関して、2023年3月31日に関係者出席の上、地鎮祭を執り行い、4月1日に着工しましたのでお知らせいたします。竣工は2024年3月31日を予定しています。 なお、本物件近隣の「ロジスクエア厚木Ⅰ」については、先月末に竣工し、既にテナント企業へ1棟全体を引渡し済みであり、今月より稼働開始しております。
物流施設「ロジスクエア厚木Ⅱ」を着工
開発プロジェクト概要
施設名称 | ロジスクエア厚木Ⅱ |
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所在地 | 神奈川県厚木市上依知字上ノ原 |
交通 | 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「相模原愛川」インターチェンジより約3.2km |
敷地面積 | 10,033.04㎡ (3,034.99坪) |
用途地域 | 工業専用地域 |
主要用途 | 倉庫 (倉庫業を営む倉庫) |
建物構造 | 鉄骨造/地上5階建て (倉庫4層) |
延床面積 | 18,421.67㎡ (5,572.55坪) (予定) |
着工 | 2023年4月1日 |
竣工 | 2024年3月31日 (予定) |
設計施工 | 株式会社錢高組 |
開発地
「ロジスクエア厚木Ⅱ」の開発地は、神奈川県厚木市の内陸工業団地内に位置しております。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「相模原愛川」インターチェンジより約3.2km、国道129号線(厚相バイパス)至近に位置し、厚木市内、相模原市内への配送はもとより圏央道経由での東名高速自動車道、中央高速自動車道の利用により、広域物流拠点立地としても優位性を備えています。
施設計画概要
「ロジスクエア厚木Ⅱ」は、地上5階建て(倉庫4層)、延べ面積18,421.67㎡(5,572.55坪)の物流施設として開発されます。トラックバースは、計17台の大型車が同時接車可能となっており、5台分の待機スペースを配置した計画となっています。
倉庫部分の基本スペックとして、外壁には金属断熱サンドイッチパネル、床荷重は 1.5t/㎡ (2.5tフォークリフト対応可)、有効高さは各階6.0m以上を確保する計画です。昇降設備については、荷物用エレベーター(積載荷重 4.1t、60m/min)を2基、垂直搬送機2基、ドックレベラーを2基実装する計画となっており、さらに、将来的なオペレーションの対応として、垂直搬送機1基増設を可能とする構造、庫内空調設備設置の際の配管ルートや室外機置場等の確保等、入居テナントの将来ニーズにも一定の対応ができる仕様とし、様々な物流ニーズに対応し得る機能性・汎用性を兼ね備えた当社の基本スペックを満足しうる計画となっております。
環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用しております。エントランスの天井面には国産天然木材を使った型枠材(木材の専門企業であるMEC Industry社のMIデッキ)を採用して、内装仕上げ材としても兼用利用することで建物自体の炭素固定を促しCO2を削減、さらに、事務室の壁や床の内装には漁網や廃材などをリサイクルした建材を計画しており、環境や省エネルギーに配慮した施設計画として、BELS評価、ZEB、CASBEE-建築(新築)の認証を取得予定です。
また、株式会社エンバイオC・エナジー※1により、本物件屋根全面において太陽光発電システムを導入する予定で、発電した電力の供給を受けて自家消費すると共に、FIT※2を活用して余剰売電する計画です。発電した電力の一部を施設内に蓄電して、停電時に非常用電力として使用できる蓄電池システムの導入も予定しており、入居テナントのBCP(事業継続計画)策定の一助になるものとなっております。 「ロジスクエア」シリーズにおいて環境に優しい自然エネルギーを活用することで、脱炭素社会の実現に向けた社会的責任を果たしてまいります。
※1 | 当社及び(株)エンバイオ・ホールディングスとの共同出資により、2021年9月に設立したグリーン電力供給を主な事業とする新会社 |
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※2 | FITは「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」のことで、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度であり、「Feed-in Tariff」の略語 |