株式会社シーアールイー(代表取締役社長/亀山忠秀本社/東京都港区)は、福岡県小郡市において福岡地所株式会社(代表取締役社長/榎本一郎本社/福岡県福岡市)との共同事業として開発を進めている物流施設に関して、6月30日に関係者出席の上、地鎮祭を執り行い、7月1日に着工いたしましたのでお知らせします。
なお、本施設は、特定ユーザーの希望する立地において、そのニーズに基づいた施設を開発するオーダーメイド型(ビルド・トゥ・スーツ(BTS)型)の賃貸用物流施設であり、2024年7月末の竣工を目指し、建設を進めております。
福岡県小郡市においてBTS型物流施設を着工
開発プロジェクト概要
施設名称 | (仮称)ロジシティ小郡 |
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所在地 | 福岡県小郡市山隈 |
敷地面積 | 20,978.15㎡(6,345.89坪) |
用途地域 | なし (市街化調整区域) |
主要用途 | 倉庫(倉庫業を営む倉庫) |
建物構造 | ◆普通倉庫:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造/地上3 階建て1棟 ◆危険物倉庫:鉄骨造/平屋建て1棟 |
延床面積 | 2棟合計:28,364.40㎡(8,580.23坪) (予定) |
着工 | 2023年7月1日 |
竣工 | 2024年7月31日 (予定) |
設計施工 | 株式会社フクダ・アンド・パートナーズ/前田建設工業株式会社 |
立地
本施設の開発予定地は、九州自動車道、長崎自動車道、大分自動車道の結節点である「鳥栖」ジャンクションから東へ約5km(車で約4分)の「筑後小郡」インターチェンジに隣接した物流適地で、近くには主要地方道久留米筑紫野線、県道本郷基山線及び国道500号線等の幹線道路が配置されており、交通利便性において高い立地メリットを有しております。また、本開発予定地から約200mに甘木鉄道の「今隈」駅があり、労働力確保の観点からも優位性がある立地です。
なお、本開発予定地を含めた周辺エリアは、小郡市都市計画マスタープランにおいて工業及び流通施設を集積するゾーンとして位置付けられており、既に筑後小郡インターチェンジ地区地区計画が都市計画決定されております。
施設計画概要
本施設は、当該テナント企業の要望に基づき、地上3階建ての倉庫棟と平屋建ての危険物庫棟で構成する総延床面積28,364.40㎡(8,580.23坪)の物流施設となります。
倉庫棟の倉庫部分の基本スペックとしては、外壁には金属断熱サンドイッチパネル、各階床荷重は1.5t/㎡、有効高さは6m以上、照度は平均300ルクスを確保する計画です。環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を計画し、BELS評価★★★★を取得しており、環境や省エネルギーに配慮した施設であることが、第三者機関の認証により評価されております。また、CASBEE-建築(新築)のAランク評価認証についても取得を予定しております。
当社は、本施設のほか、本施設の隣接地においても、オーダーメイド型(ビルド・トゥ・スーツ(BTS)型)の賃貸用物流施設「ロジスクエア福岡小郡」の開発に2022年12月より着手しており、いずれも2024年中に順次、竣工する予定です。