衣食住

ビエンホアにイオンモールが誕生 経済成長続けるベトナムで7店舗目

2022年5月、ベトナム南部のビエンホアにイオンモールが建設されることが決まりました。これにより、ベトナムでは7店舗目のイオンモールが誕生することになります。

ベトナムでは近年、イオンモールの建設が盛んになっており、2020年にハノイ・ハドン店、2021年にハイフォン店が新たにオープンしました。いずれの店舗でも多くのベトナム人客の支持を得ています。

今回の記事では、ビエンホアの特徴と、ベトナムのイオンモールの現状と今後について解説していきます。

ビエンホアにイオンモールが誕生 経済成長続けるベトナムで7店舗目

ビエンホアに7店舗目のイオンモールが誕生

イオンモールは、ベトナムの北部と南部にそれぞれ3店舗ずつあります。現在は南部のビエンホア、さらには北部のホアンマイでも建設が進んでおり、順調にベトナム国内で店舗数を増やしています。

ビエンホア店のオープン時期は明らかにされていませんが、今までの建設期間から考えると、遅くても2023年内には完成するのではないでしょうか。

ビエンホアはどんな場所?

ビエンホアはドンナイ省に属しており、ベトナム最大の都市であるホーチミン市と隣接しています。人口は125万人ほどで、ベトナムで6番目に大きい街です。

ホーチミン市で働く人のベッドタウンとして発展を続けており、今後も人口の増加が期待できます。新しく建設されるイオンモールにも、きっと多くの人が訪れることでしょう。

ビエンホアの地理

ビエンホアは、ホーチミン市から40kmほど離れた場所にあります。温暖で住みやすく、1年を通して半袖で過ごすことが可能です。

ビエンホアへの交通手段は、車もしくは電車が一般的です。ホーチミン市からの日帰り旅行にちょうどいい場所にあり、週末は観光客で賑わいます。

ビエンホアの特徴

ビエンホアには日系企業が入る工業団地が多くあります。ドンナイ省最大の工業団地「アマタシティー・ビエンホア工業団地」では、日系企業70社が入居しています。そのため、日系企業の人材も見つけやすいエリアです。

また、観光地としても知られており、ザボン畑や石灰岩を見られるブーロン公園が有名です。ホーチミン市に訪れた際は、ぜひビエンホアまで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

ベトナムのイオンモールにはどんな特徴がある?

イオンモール ロンビエンの写真

イオンモールはすでベトナムに6店舗存在していますが、どのような位置付けにあるのでしょうか。既存のイオンモールの特徴とあわせて解説します。

売っているものは現地価格より高い

ベトナムの物価は、日本の半分から3分の1程度といわれています。しかし、イオンモールで販売されている商品の価格は日本と同程度、もしくはそれ以上であることも少なくありません。

イオンモールは、安さよりも品質の良さを求める、比較的裕福な層が訪れる場所になっているのです。

観光目的で来る人も多い

イオンモールのデザインは、ベトナム人にとってもの珍しく映るようです。買い物だけでなく、観光や写真を撮る目的で訪れる人も多くいます。

日本製品は人気

ベトナム国内では、「日本製品はベトナム製品よりも割高だが、品質が良い」というイメージが浸透しています。

食料品や化粧品、医薬品や家電など、イオンモールでは豊富な種類の日本製品を購入することができます。

イオンモールの今後

ベトナムのイオンモールは、連日多くのお客さんで賑わっており、成功しているといえます。ここでは、イオンモールが将来ベトナムでどのような構想を描いているかを見ていきましょう。

2030年までに30ヶ所のイオンモール建設

イオンモールは2030年までに、ベトナム国内で30ヶ所のモールを建設することを予定しています。

現時点ではハノイ市やホーチミン市に集中していますが、今後は地方都市でも建設が進んでいくと考えられます。すでに、ベトナムの古都フエでも投資を約束する覚書があることから、近い将来新しい発表が行われるかもしれません。

2025年までに100ヶ所のマックスバリュ建設

イオングループのスーパーであるマックスバリュも、今後ベトナムで店舗を増やしていくことを発表しています。

現時点ではハノイ市を中心に4店舗あり、日本製品や調理済みの惣菜などを扱って他のスーパーとの差別化を図っています。今後は規模を拡大し、まずはベトナム北部で20店舗達成を目標にするようです。

国民の所得は増加傾向で、売上拡大を見込める

ベトナムは、東南アジアの中でも有数の経済成長率を誇る国です。国民の年収も毎年数パーセント単位で上昇しています。

今はまだ価格が高くて手が届かないと感じている層も、将来的には顧客として取り込めていくことでしょう。

ビエンホアのイオンモール まとめ

ベトナムでイオンモールは広く普及しており、人気のショッピングスポットとなっています。ホーチミン市のベッドタウンとして繁栄するビエンホアでも、きっと多くのお客さんが訪れることでしょう。

ベトナムに訪れた際には、ぜひ異国のイオンモールの雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか。

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