都心近接×職住近接の新たな物流拠点、ロジスクエア朝霞A

CREコラム

埼玉県南部、朝霞・和光エリアは、都心部への優れたアクセスと落ち着いた居住環境が共存する地域として、近年注目を集めています。その注目の地域に誕生するのが、延べ面積約104,588㎡の大規模マルチテナント型物流施設「ロジスクエア朝霞A」です。
市街化が進み大規模な物流用地の確保が難しい朝霞市において、今回の開発は例を見ない規模の物流施設となります。都市近接の利便性を最大限活かしながら、将来の需要変化にも応える柔軟な仕様を備えた、次世代型物流拠点として計画されています。

都心近接×職住近接の新たな物流拠点、ロジスクエア朝霞A

本記事では、同物件の開発を担当する、株式会社シーアールイーの物流投資部門に詳細を聞きながら、物件の魅力について深堀っていきます。

都心20km圏の希少立地がもたらす、圧倒的物流優位性

同物件は、外環道「和光北IC」から至近という希少なロケーションに位置し、外環道を通じて、東名・関越・東北・常磐など主要高速道路へスムーズにアクセス可能です。これにより、東京都心はもちろん、関東全域を1拠点で効率的にカバーできる配送ネットワークの構築が実現します。
また、隣接する国道254号(和光富士見バイパス)は片側2車線の幹線道路であり、今後は国道463号(浦和所沢バイパス)までの延伸も計画されているなど、さらなる交通利便性の向上が期待されています。

【所在地】埼玉県朝霞市大字根岸・台(あずま南地区土地区画整理事業地内)

今回の立地的な優位性について、開発を担当する同社の担当者は次のように語ります。

「朝霞エリアは、都心近接ながら市街化が進んでおり、大規模な物流用地の確保が難しい地域です。その中で『ロジスクエア朝霞A』は、市内でも過去に例のないスケールの施設となります。新規供給が限られるエリアだからこそ、当社にとっても貴重な大型案件であり、都市近接・職住近接型の物流拠点として確かな存在感を発揮できると考えています。」

労働力確保と地域共生を同時に実現する、都市近接型の物流拠点

朝霞市の人口及び世帯数の推移と将来の見通し (出典:第 5 次朝霞市総合計画後期基本計画 将来人口の推計結果)

朝霞市は人口約14万6,000人と、埼玉県内でも人口増加が続く都市です。本開発地周辺では、住宅・商業・保育施設が一体となった大規模タウンの整備も行われ、労働力確保の観点でも極めて優れた立地条件を備えています。

また本地区は市の「まちづくり重点地区」に位置付けられており、同物件の開発では地域との調和を重視しています。具体的には、区画整理による道路・上下水道の整備と連動しながら、周辺住宅地との緩衝帯となる緑地の確保や、景観に配慮した外観・照明計画など、地域と調和した施設づくりが進められています。

担当者も「都市近接の物流拠点でありながら、地域との共生を重視したバランスの取れた計画を目指しています」と語るように、ロジスクエア朝霞Aは、人材確保の難しさが増す物流業界において、都市近接×職住近接という、今後の物流拠点に求められる重要要素を備えた開発として期待されています。

多様な業態・ニーズに応える、作業効率を最大化する「動線」と「設備配置」

同物件では、最大12テナントへの分割賃貸が可能なマルチテナント型施設であり、複数企業が同時に稼働する状況を前提に設計されています。そのため、日々の入出庫作業をいかにストレスなく進められるかという視点から、車両動線と庫内搬送の双方に工夫が凝らされています。テナントごとの作業ピークが重なる場面でも滞りが生じにくいよう、動線計画と設備配置を一体で考えた設計が採用されています。

「滞りにくい」車両動線を実現する、ダブルランプウェイの採用

特徴的なのが、2・3階へ大型車両が直接アクセスできるダブルランプウェイです。上りと下りを完全に分離した一方通行動線とすることで、車両の流れが滞りにくく、場内の安全性も高まっています。さらに、1階・2階・3階それぞれにトラックバースを設置し、建物中央の車路両側に配置することで、最大108台の大型トラックが同時に接車可能となる計画です。さらに9台分の待機場を確保しており、ピーク時の滞留を抑えながら効率的な入出庫オペレーションを実現します。

作業効率を最大化する設備配置とフロア設計

庫内の縦搬送は、荷物用エレベーター(4.1t)と垂直搬送機を中心に構成されています。トラックバースから各フロアの作業エリアまでをできるだけ短い動線でつなぐことで、日々の搬送ロスを抑える設計です。3〜4階には、エレベーターと垂直搬送機をそれぞれ4基ずつ設け、物量が増える時間帯でもスムーズな搬送が行える体制としています。
この配置について担当者は、「重視したのは、縦搬送の距離をできるだけ短くすることでした。そこを起点に、庫内のどこからでも使いやすく、搬入動線と作業エリアが無理なくつながるよう配置を検討しています」と語ります。また、エレベーターには標準より一回り大きいタイプを採用。「1回あたりの搬送量を確保できるため、全体の作業効率向上につながっています」と話します。
建物の基本性能にも、こうした考え方が反映されています。1階は床荷重2t/㎡(冷蔵・冷凍対応可)、2〜4階は1.5t/㎡(2.5tフォークリフト対応)、有効高は6m以上。担当者は「特別な運用を前提にせず、日常の荷捌きやフロア間搬送が自然に回ることを意識しました」と説明しており、実務に即した使い勝手のよい庫内環境が整えられています。

冷凍・冷蔵対応も視野に入れた、「将来性の高い仕様」とは

担当者が「転用しても倉庫としての基本性能を損なわないことを重視しました」と語るように、同物件では、普通倉庫としての汎用性を保ちながら、冷凍・冷蔵ニーズにも応えられるよう、計画段階から将来転用を見据えた仕様が盛り込まれています。特に1階は、冷蔵対応を想定した断熱材をあらかじめ床下に組み込み、冷凍化した場合でも1.5t/㎡以上の床荷重が確保できるよう、構造自体を2t/㎡の仕様で設計しています。また、有効高6mの高さを確保することで、冷蔵・冷凍庫用のユニット冷配置や空間利用の自由度も高めています。
一方で、冷凍・冷蔵仕様への対応は、テナントごとのレイアウトやゾーニングの考え方にも影響を受けるため、特定用途に寄りすぎないバランスが求められます。「企業によってオペレーションは大きく異なるため、過剰な事前対応は避けつつ、転用しやすい余白を残すことを意識しました」と担当者は話し、汎用性を軸にした設計思想を貫いています。
汎用性と拡張性を両立させた仕様は、変化の早い物流業界において長期的価値を発揮する設計と言えるでしょう。

環境配慮とBCPを両立した物流設計思想

同物件では、災害時でも物流機能を維持できる体制づくりを重視しており、非常用発電設備を備える計画をしています。担当者は、「停電時でも24時間稼働を前提に必要機能を確保できるようにしています」と説明し、BCPの観点からも安定した運用を支える設計思想が貫かれています。
同時に、環境性能の向上も同物件の大きなテーマです。建物全体の省エネ性を高めるため、BELSおよびCASBEE認証の取得を目指しており、全館LED照明・人感センサー・節水型衛生器具の採用など、日常のエネルギー消費を抑える仕組みを随所に導入しています。また屋根には太陽光発電システムを設置し、発電した電力の一部を施設内で自家消費する計画です。これにより、エネルギー効率の向上と環境負荷低減を両立しています。

様々な業種に応える「次世代型の物流拠点」、ロジスクエア朝霞A

ロジスクエア朝霞Aは、都心近接という希少性の高い立地を最大限に活かしながら、汎用性と柔軟性を両立した次世代型物流施設です。標準的なドライ倉庫としての利用はもちろん、一部区画では冷凍・冷蔵にも対応できるよう設計が工夫されており、将来的なオペレーション変更や業態拡大にも対応可能です。
担当者は、「都市近郊で地域と共生しながら、長く選ばれ続ける物流拠点になってほしい」と話します。ロジスクエア朝霞Aは、利便性や設備、環境への配慮などのバランスに優れ、これからの物流に対応できるポテンシャルを備えています。

ロジスクエア朝霞A|物件概要

所在地 埼玉県朝霞市大字根岸・台 
交通 外環道 「和光北」約1.00km
賃貸面積 約24,570坪(最小 3,409 坪~) ※予定  
用途地域 工業地域
着工 2025年10月1日 
竣工 2027年5月 (竣工予定)  
 
 

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