CREフォーラム レポート
新日鉄住金ソリューションズ株式会社/株式会社内田洋行

(レポート)ITと物流現場改革

<新日鉄住金ソリューションズ>

<新日鉄住金ソリューションズ>

新日鉄住金ソリューションズでは、サプライチェーンマネジメント・物流センター・物流現場作業の改革の3点をメインに、ハードウェアに依存しない現場&ユーザー視点のシステムインテグレーターとして、様々な改善を提案している。最新のIT技術と長年培ったITを活用した業務改善のあり方を組み合わせ、最近では物流・製造現場にスマートグラス(眼鏡型情報端末)を導入する実証実験に取り組んでいる。

スマートグラスは、作業者への情報提供、作業情報の収集、現場の行動指針の策定などを容易にする。眼鏡のように両眼に装着するタイプ、片眼鏡のように単眼に装着するタイプがある。機能としては、スマートフォンを思い浮かべてもらうとわかりやすい。Wi-FiやBluetooth、マイク、イヤフォン、カメラ、ディスプレイ表示などの機能がある。

物流現場や工場の点検作業などへの導入を見込んでいる。例えば、スマートグラスに作業箇所や作業指示が映し出され、スタッフは手に資料やデバイスを持つ必要がない。遠隔操作で管理センターのベテランスタッフから現場へ指示を出したり、現場スタッフのグラスによって映され、コントロール室に送られる映像から異常箇所をベテランが発見したりなどの効果が想定される。現場と管理センターの連携により、遠隔からのスムーズな作業指示が可能になり、人材教育、熟練者のノウハウの共有に役立つことが考えられる。

もちろん、スマートグラスのような最新端末を導入するだけでは、現場の改善を実現できない。現場作業の把握、判断に役立つ情報の収集、運用指針の共有などを含め、どうすれば物流改善に役立つか、現場を効率化できるかを提案していきたい。

<内田洋行>

物流改善では、まず在庫削減が大きな関心を持たれるが、在庫削減を実現するには物流部門だけでなく、調達・製造・販売など他部門との連携も重要になる。輸送コストを低減するのと同じようには、在庫削減は実現できない。欠品リスクを恐れれば、過剰在庫になる可能性があるし、食品・アパレルなどでは季節派動も大きいため、需要予測が難しい。

また、一口に在庫といっても、現時点で把握している「現在庫」、現在庫と発注残から出荷予定を引いた「有効在庫」、商流で把握している「帳簿在庫」、現物を把握できている「棚在庫」がある。どの時点の在庫を指し、削減したいのかでとるべき手段が変わってくる。

まず、在庫削減には販売機会損失せず、かつ過剰在庫にもならない在庫量「適正在庫」の把握が重要になる。倉庫管理システムをただ、導入するだけでは適正在庫は実現できない。入出荷のルールを決め、在庫の置き場所まで把握しないと、商流在庫と現在庫のずれがでてしまう。また、食品だと賞味期限が短いものも多いので、在庫の置き場所を間違えてしまうと期限切れの商品に気づかず、廃棄を増やしてしまう原因になる。

在庫の把握、ロケーション管理の徹底、管理のタイムラグの徹底排除をしていかないと在庫の削減、適正在庫は実現しない。また、物流以外の部門との連携、システムの導入と現場のルール徹底による在庫の見える化、出荷の少ない不動在庫の把握、削減を進めることも重要になる。

講師紹介

新日鉄住金ソリューションズ株式会社
取締役常務執行役員 宮辺 裕 氏

新日鉄住金ソリューションズ株式会社
取締役常務執行役員 宮辺 裕 氏

1980年新日本製鐵(株)(現、新日鉄住金(株))入社。大分製鉄所設備部、中央研究本部、システムソリューション事業等の技術職を歴任。
2005年新日鉄ソリューションズ(株)(現、新日鉄住金ソリューションズ(株))取締役。2012年同常務取締役。2014年より現職。
ソリューション企画・コンサルティングセンター、ITインフラソリューション事業本部、技術本部、金融ソリューション事業本部等の管掌役員を歴任。
製鉄事業における現場改革への取り組み等を背景に、クラウド、ウェアラブル、センサー、データ可視化・分析等の最新IT技術を活用した『ITが創造する未来の現場~業務+ITで新たな価値を生み出す現場の革新とは?~』等の講演多数。1955年生まれ、東京都出身。

株式会社内田洋行
情報システム事業部ソリューション営業部営業2課 課長代理 松浦 祥 氏

株式会社内田洋行
情報システム事業部ソリューション営業部営業2課 課長代理 松浦 祥 氏

1989年(株)内田洋行入社。 WMS販売専任、SCカクテル物流販売などを担当し、2001年から食品製造、卸売、アパレル、化学品製造など50社に物流システムを導入した。2004年からコンサルティングに加え、WMSシステムサポートのPMとして活動。2006年からは、物流システムコンサルティングに加え、物流センター構築、統廃合コンサルティング担当を担当し、20社強にコンサルティングを実施。現在も物流コンサルタントとして、WMS販売、システムサポートなど精力的に活動している。1966年生まれ、神奈川県出身。

募集要項

イベント名 第11回CREフォーラム|『ITと物流現場改革』
日時 2014年 10月24日(金) 13:30開場 14:00開始 16:40終了
会場 虎ノ門ツインビルディング西棟地下1階
東京都港区虎ノ門2-10-1
参加対象者 荷主企業 様、物流会社 様
参加費/定員 無料/70名限定 (定員数を超えた場合、申し込み期限前でも終了する場合があります)

本件に関するお問合せ

お問合せ先:
株式会社シーアールイー マーケティング部
メール:
leasing_mail@cre-jpn.com
電話:
03-5572-6604

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