物流施設「ロジスクエア久喜Ⅱ」竣工

株式会社シーアールイー（代表取締役社長/山下修平本社/東京都港区）は、本日、埼玉県久喜市において開発を進めていた物流施設「ロジスクエア久喜Ⅱ」を竣工いたしました。

なお、「ロジスクエア久喜Ⅱ」は竣工に先立ち国内メーカー企業の入居が確定しており、2017年3月1日より当該テナント企業の物流拠点として稼働する予定です。

「ロジスクエア久喜Ⅱ」の開発地は東北自動車道「久喜」インターチェンジより約4.8km、「加須」インターチェンジより約5.8km、主要幹線道路である埼玉県道3号さいたま栗橋線沿いに位置しており、いずれのインターチェンジからも10分以内でのアクセスが可能な好立地です。2017年2月26日に圏央道の「境古河」インターチェンジ～「つくば中央」インターチェンジ間が開通したことにより、東北自動車道を基軸として神奈川エリアから成田空港までをカバーする広域ネットワークの形成が期待され、次世代を睨んだ国内物流の戦略的拠点として高いポテンシャルを有しています。

「ロジスクエア久喜Ⅱ」は、9,846.41㎡（2,978.53坪）の敷地に延べ面積11,931.31㎡（3,609.22坪）の2階建ての施設となっております。基本スペックとして、1階トラックバースは高床式のピロティタイプ、倉庫部分の床荷重は1.5t/㎡、有効高さは1階・2階共に5.5m以上、照度は300ルクスを確保しております。前面道路からの場内出入口は入口専用、出口専用の計2ヵ所のゲート（幅員12m）を設け、トラックヤードは、塑性変形抵抗性に優れ、わだち掘れの発生を抑制する「半たわみ性舗装」を全面に採用しております。

また、階層を2階建てに抑えることで、取り扱う製商品の上下搬送に起因した時間的なロスの極小化に配慮し、スピーディーな入出荷オペレーションの実現を可能とした汎用性の高い施設となっております。

上記スペックは、入居するテナント企業の要望を取り入れ、且つ、当社の基本スペックも満足し得る内容です。

また、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具の採用、屋根全面に太陽光発電設備の設置を行い、環境や省エネルギーに配慮した施設としてCASBEE埼玉県のAランク認証、BELS※1の最高ランクである「★★★★★（5つ星）」評価を取得しており、当社の開発する物流施設の環境負荷低減への取り組みが高く評価されております。

さらに、当社開発物件の標準装備である緊急地震速報システムの導入、AEDの設置や耐震型設備配管の採用等により入居企業のBCP事業継続計画）への配慮を行っております。

※1 BELS評価について
国土交通省が推進している建築物の省エネルギー性能を評価・表示する統一的な公的指標であり、Building Energy-efficiency Labeling Systemの略語です。

開発プロジェクト概要

施設名称	ロジスクエア久喜Ⅱ
所在地	埼玉県久喜市八甫字前谷1390-5
敷地面積	9,846.41 ㎡（2,978.53 坪）
建物構造	鉄骨造地上2階建て
延床面積	11,931.31 ㎡（3,609.22 坪）
設計施工	鈴与建設株式会社
工期	2016 年 6 月 1 日～ 2017 年 2 月 28 日