株式会社シーアールイー(代表取締役社長/亀山忠秀本社/東京都港区)は、京都府京田辺市において、大型物流施設「ロジスクエア京田辺」の開発プロジェクトに着手しましたのでお知らせいたします。
本開発予定地は、施行者である京田辺市大住土地区画整理組合(以下、「組合」)により京田辺市大住土地区画整理事業が進められており、当社は、2021年6月に本区画整理事業地内の進出企業として、組合及び業務代行者と協定書を締結し、2021年10月から2022年7月にかけて、保留地と仮換地(一部を除く)の取得契約を締結しております。今後、本開発予定地において2棟の大型物流施設を順次開発していく予定であり、2棟合計の総延べ面積は約24万㎡超と、開発規模としては当社関西エリア最大の開発プロジェクトとなります。
大型物流施設「ロジスクエア京田辺」の開発プロジェクトに着手
開発プロジェクト概要
施設名称 | ロジスクエア京田辺(A棟・B棟) |
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所在地 | 京都府京田辺市大住門田、他 |
敷地面積 | 110,831㎡(33,526坪) (2棟合計) (予定) |
用途地域 | 工業専用地域 |
主要用途 | 倉庫 (倉庫業を営む倉庫) |
延床面積 | 248,064㎡(75,039坪) (2棟合計) (予定) |
着工 | A棟:2023年4月/B棟:2025年 (予定) |
竣工 | A棟:2025年2月/B棟:2026年 (予定) |
■土地区画整理事業概要
「京田辺市大住土地区画整理事業」は、京田辺市北西部、八幡市岩田地区の南側に隣接する大住工業地域と防賀川に囲まれた面積約13.1haの地区を整備する事業です。本地区は、新名神高速道路、京奈和自動車道及び第二京阪道路の広域幹線道路の交通結節点にあり、既存の大住工業団地に隣接していることから、工業・物流関係の都市的ポテンシャルを最大限に活かせると見込まれております。本組合は、広域道路交通の利便性を十分活用した生産性の高い工場や物流施設を立地することで、地域雇用の拡大を図り、職住近接したコンパクトなまちづくりを目指して本区画整理事業を施行中です。
事業名称 | 京田辺市大住土地区画整理事業 |
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施行者 | 京田辺市大住土地区画整理組合 |
施行地区面積 |
130,902㎡(39,598坪) (内訳:公共用地17,499㎡、宅地72,081㎡、保留地41,322㎡) |
組合設立認可 | 2021年5月10日 |
換地処分 | 2024年9月 (予定) |
■開発予定地
京都府南部にある京田辺エリアは、人口集積地である大阪北摂エリアや京都都心部へのアクセスにも優れ、物流拠点立地として優位性を備えています。また、本開発予定地は多くの工場・倉庫が立地する大住工業団地に隣接しており、都市計画道路3・3・18松井大住線(府道22号線)を経由して第二京阪道路と新名神高速道路の八幡京田辺JCT(「八幡京田辺」IC・「京田辺松井」IC)まで約3.5km、「八幡東」IC(上り)まで約3.5km、京奈和自動車道「田辺北」ICまで約1kmと、高速道路へのアクセスにも優れ、広域道路の結節点として交通ネットワークの利便性に恵まれている立地です。また、2027年度に予定している新名神高速道路の全線開通(八幡京田辺JCT-高槻JCT間(2027年度予定)、城陽JCT-大津JCT間(2024年度予定))により、神戸から名古屋までがつながり、新名神を軸とした新たな広域物流ネットワークが構築され、本開発予定地の更なる利便性向上が期待されます。新名神高速道路沿線の開発や企業立地が促進され、中期的な人口増加も見込まれるなか、京田辺市は新たな物流エリアとしての発展が見込まれます。
ロジスクエア京田辺では、パート・アルバイト等の労働力確保の観点から、竣工後、バス運行事業者との連携により近隣鉄道駅からの送迎バスの運行を計画しております。また、従業員の通勤用として、敷地全体で乗用車駐車場を700台以上、バイク駐車場を140台以上計画しており、カフェテリアなどのアメニティ施設の充実と合わせて、入居企業の雇用確保に寄与していきます。今後、2023年4月頃より「ロジスクエア京田辺A」から順次着工していきます。
A棟 |
4層各階両面バース 敷地面積 (予定):65,997㎡(19,964坪) 延べ面積 (予定):160,530㎡(48,560坪) |
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B棟 |
4層1-2-3階バース 敷地面積 (予定):38,624㎡(11,683坪) 延べ面積 (予定):87,534㎡(26,479坪) |