株式会社シーアールイー(代表取締役社長/亀山忠秀本社/東京都港区)は、神奈川県愛甲郡愛川町の内陸工業団地内において開発を進めていた物流施設「ロジスクエア厚木Ⅰ」が2023年3月31日竣工しましたのでお知らせいたします。
なお、「ロジスクエア厚木Ⅰ」は、竣工に先立ちテナント企業と本物件一棟全体の賃貸借契約を締結済みであり、同社の専用施設として、4月1日より稼働開始予定となっております。
物流施設「ロジスクエア厚木Ⅰ」竣工
開発プロジェクト概要
施設名称 | ロジスクエア厚木Ⅰ |
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所在地 | 神奈川県愛甲郡愛川町中津 |
交通 | 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「相模原愛川」インターチェンジより約3.3km |
敷地面積 | 9,932.89 ㎡(3,004.69 坪) |
用途地域 | 工業専用地域 |
主要用途 | 倉庫(倉庫業を営む倉庫) |
建物構造 | 鉄骨造 地上5階建て(倉庫4層) |
延床面積 | 18,236.45 ㎡(5,516.52 坪) |
着工 | 2022 年 4 月1 日 |
竣工 | 2023 年 3 月31 日 |
設計施工 | 株式会社錢高組 |
「ロジスクエア厚木Ⅰ」は、神奈川県厚木市および愛甲郡愛川町に所在する内陸工業団地内に立地しております。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「相模原愛川」インターチェンジより約3.3km、国道129号線(厚相バイパス)至近に位置し、厚木市内、相模原市内への配送はもとより圏央道経由での東名高速自動車道、中央高速自動車道の利用により、広域物流拠点立地としても優位性を備えています。
当施設は、地上5階建て(倉庫4層)、延べ面積18,236.45㎡(5,516.52坪)の物流施設で、トラックバースは、計15台の大型車が同時接車可能となっており、トラックヤードにおける5台分の待機スペースと合わせて、効率的なオペレーションを実現します。倉庫部分の基本スペックとして、外壁には金属断熱サンドイッチパネル、床荷重は1.5t/㎡(2.5tフォークリフト対応可)、有効高さは各階6.0m以上(最上階は最大6.6m)を確保しております。昇降設備については、荷物用エレベーター(積載荷重4.1t、60m/min)を2基、垂直搬送機1基、ドックレベラーを2基実装し、さらに、将来的なオペレーションの対応として、垂直搬送機1基増設を可能とする構造、庫内空調設備設置の際の配管ルートや室外機置場等の確保等、入居テナントの将来ニーズにも一定の対応ができる仕様とし、様々な物流ニーズに対応し得る機能性・汎用性を兼ね備えた当社の基本スペックを満足しうる仕様となっております。
環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用し、エントランスの天井面には、国産天然木材を使った型枠材(木材の専門企業であるMECIndustry社のMIデッキ)を内装仕上げ材として兼用利用することで、建物自体の炭素固定を促しCO2を削減、さらに、事務室の床や休憩室の壁の内装には、漁網や廃材などをリサイクルした建材を使用しております。なお、当施設では、BELS評価★★★★★(ファイブスター)、ZEB、CASBEE-建築(新築)のAランク評価認証を取得しており、環境や省エネルギーに配慮した施設であることが、第三者機関の認証により評価されております。
また、今後、株式会社エンバイオC・エナジー※1により、本物件屋根全面において太陽光発電システムを導入する予定で、発電した電力の供給を受けて自家消費すると共に、FIT※2を活用して余剰売電する計画です。また、発電した電力の一部を施設内に蓄電して、停電時に非常用電力として使用できる蓄電池システムを導入予定としており、入居テナントのBCP(事業継続計画)策定の一助になるものとなっております。「ロジスクエア」シリーズにおいて環境に優しい自然エネルギーを活用することで、脱炭素社会の実現に向けた社会的責任を果たしてまいります。
※1 | 当社及び(株)エンバイオ・ホールディングスとの共同出資により、2021年9月に設立したグリーン電力供給を主な事業とする新会社 |
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※2 | FIT は「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」のことで、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度であり、「Feed-in Tariff」の略語 |