ロジスクエア厚木Ⅱ

ロジスクエア厚木Ⅱ

2024年3月竣工の地上地上5階建て(倉庫4層)、約5,600坪の物流施設。

概要
所在地 神奈川県厚木市上依知字上ノ原
交通 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「相模原愛川IC」より約3.2km
敷地面積 10,033.04 ㎡(3,034.99 坪)
延床面積 18,421.67 ㎡(5,572.55 坪)
用途地域 工業専用地域
着工 2023年4月1日
竣工 2024年3月31日
設計施工 株式会社錢高組

「ロジスクエア厚木Ⅱ」は、神奈川県厚木市の内陸工業団地内に位置しております。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「相模原愛川」インターチェンジより約3.2km、国道129号線(厚相バイパス)至近に位置し、厚木市内、相模原市内への配送はもとより圏央道経由での東名高速自動車道、中央高速自動車道の利用により、広域物流拠点立地としても優位性を備えています。

開発プロジェクト概要

当施設は、地上5階建て(倉庫4層)、延べ面積 18,421.67 ㎡(5,572.55 坪)の物流施設で、トラックバースは、計17台の大型車が同時接車可能となっており、トラックヤードにおける5台分の待機スペースと合わせて、効率的なオペレーションを実現します。
倉庫部分の基本スペックとして、外壁には金属断熱サンドイッチパネル、床荷重は1.5t/㎡(2.5tフォークリフト対応可)、有効高さは各階6.0m以上を確保しております。昇降設備については、荷物用エレベーター(積載荷重4.1t、60m/min)を2基、垂直搬送機2基、ドックレベラーを2基実装し、さらに、将来的なオペレーションの対応として、垂直搬送機1基増設を可能とする構造、庫内空調設備設置の際の配管ルートや室外機置場等の確保等、入居テナントの将来ニーズにも一定の対応ができる仕様とし、様々な物流ニーズに対応し得る機能性・汎用性を兼ね備えた当社の基本スペックを満足しうる仕様となっております。

環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用しております。エントランスの天井面には国産天然木材を使った型枠材を採用して、内装仕上げ材としても兼用利用することで建物自体の炭素固定を促しCO2を削減、さらに、事務室の床や休憩室の壁の内装には漁網や廃材などをリサイクルした建材を使用しております。なお、当施設では、BELS評価※1★★★★★(ファイブスター)、ZEB※2、CASBEE-建築(新築)のAランク評価認証を取得しており、環境や省エネルギーに配慮した施設であることが、第三者機関の認証により評価されております。
また、今後、株式会社エンバイオ C・エナジー※3により、本物件屋根全面において太陽光発電システムを導入し、発電した電力の供給を受けて自家消費すると共に、発電した電力の一部を施設内に蓄電し、停電時に非常用電力として使用できる蓄電池システムの導入も予定しており、入居テナントのBCP(事業継続計画)策定の一助になるものとなっております。「ロジスクエア」シリーズにおいて環境に優しい自然エネルギーを活用することで、脱炭素社会の実現に向けた社会的責任を果たしてまいります。

※1 BELS評価は、国土交通省が推進している建築物の省エネルギー性能を評価・表示する統一的な公的指標であり、「Building 3Energy-efficiency Labeling System」の略語 
※2 Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、「ゼブ」と呼びます。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。 
※3 当社及び(株)エンバイオ・ホールディングスとの共同出資により、2021年9月に設立したグリーン電力供給を主な事業とする新会社 
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